前回は私の趣味についてあれこれ書きました。現在はこれといって入れ込んでいる趣味はないものの、ネットやテレビは割りと多くの時間をさいている、というような内容でした。
今回はもう一つ趣味っぽい、おそらく趣味といっても良いであろうゲームとの関わりについて書いてみたいと思います。ゲームというのはいわゆるテレビゲーム(ビデオゲーム)のことです。
私のゲーム歴
「ゲーム歴」と書くとたいそうな経歴のような感じがしますが、全然そんなことはありません。周囲と比べたこともないので同じくらいの世代の人の中ではゲームをやっている方なのか否かまったく見当もつきません。私の直感ですが、私の世代はゲームをまったくやらない人の割合がそれ以降の世代よりも多いような気がしますので、ゲームはやっている方かもしれませんが、やり込んでいる人には到底及びません。
インベーダーゲーム
ちょっと大きな話しですが、私の世代(団塊ジュニア世代)はゲームの普及とともに成長した世代だと思っています。日本のゲームの夜明けを告げたのは「インベーダーゲーム」の流行だったと思いますが、これが1978~1979年頃で、私は小学校1、2年生でした。私の地域では1ゲーム50円だった思いますが、それでも小学生にしてはかなりの大金をつぎ込んでしまうことが問題化し、学校ではまもなくゲーム禁止令のようなものが出されていました。インベーダーゲームは私自身は数回しかやりませんでしたが、テレビゲームの悪魔的な魅力は強く印象に残りました。
この手のテレビゲームは旅行先のホテルにも置かれていて、家族旅行の際に小遣いをもらってそこでゲームをすることが多かったように思います。そこにはインベーダーもありましたが、ギャラクシアンとか違ったタイプもあって私はギャラクシアンをよくやっていました。
ゲームウォッチ
インベーダーゲームの次の主役は任天堂が発売した「ゲームウォッチ」です。これが私が小学校3、4年生の頃です。発売してまもなくはかなりヒットしていて品薄だったような気がします。しばらくはいち早く手に入れた友人に遊ばせてもらったりしていて、私が手に入れたのは2年くらい経った後で、マルチスクリーンというタイプのドンキーコングでした。
この手の液晶ゲームはゲームをクリアするにつれゲームのテンポが速くなり、最後はゲームの速さについて行けずにジ・エンドとなる単純なものですが、当時は文字通り「手に汗握る」感じでゲームにかじりついていました。どんなに頑張っても20分もすればゲームは一段落しますから、ちょっとした時間つぶしにはちょうど良い感じです。ちなみにこのドンキーコングはいまでもメルカリなどでは数千円くらいで取引されているようです。コレクターもいるでしょうが、たまにはこういうシンプルなゲームをやりたくなる人もいるのかも知れません。
任天堂のゲームウォッチの他には「LSIゲーム」というものもありました。私が覚えているのはパックマンです。調べてみると学研から出ていた「パックモンスター」という製品を友人から借りて遊んでいました。ゲームウォッチより画面が明るいし、サウンドもややアーケード版に近い雰囲気はあります。
また小学校高学年の頃には、既にPCゲームの初期のもので遊んでいました。ある友人の父親が東芝に勤めていたせいなのか、その友人宅にはカセットテープでロードするタイプのゲームが何種類かありました。ガーガーピーピー音をさせながら10分以上かかってゲームをロードしてはじめて出来るという代物で、しかも結構な頻度でロードに失敗するというなかなか過酷な環境でした。ただ、そのゲームは対戦型のゴルフとかもありましたので、友だちと遊ぶにはもってこいで、かなりやり込みました。
初代ファミコン
そして1983年、私が小学校6年生のときに初代ファミコンが発売されます。私は当時は魚釣りにハマっていて、ファミコンは買わなかったので、ファミコンをはじめて遊んだのは小学校卒業後の春休みとやや出遅れました。中学生になると部活動や勉強に時間を取られるようになり、ゲームからは少し遠ざかりました。
しかし、中学生の頃にはPC-88を持っている友人も現れはじめ、少ない時間ですが「信長の野望」や「三國志」をプレーすることができました。これがその後のゲーム歴に大きな影響を及ぼします。
中学3年から高校1年にかけては大河ドラマで「独眼竜政宗」(主演:渡辺謙)と「武田信玄」(主演:中井貴一)が放映され、立て続けにヒットを飛ばしていて、私もこの頃の大河ドラマは毎回欠かさず観ていました。また、高1の頃になると歴史の知識もそれなりについてきますので、ドラマとの相乗効果でますます歴史物に「萌える」ような状態になっていきました。
PCゲーム
そして、高1の冬にそれまで貯金していた10万円で富士通のFM77AVという8ビットパソコンと「信長の野望・全国版」を買いました。パソコンとはいえほぼゲーム目的です。それまでは友人から借りたり、友人宅でゲームをやったりと、ゲームをひとりでやることはあまりありませんでしたが、これでだれに気兼ねすることなく思う存分ゲームが出来る環境ができたわけです。
このあたりでちょうど区切りが良さそうなので、その後は次回以降にゆずりたいと思います。ひとまず現在に至るまでのゲーム歴をひと通り眺めて、その後にゲームやハードなどについての補足をしようと思います。
一日一楽
昨日とどいた「冬休みの友」はこちらです!