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京都旅4日目

京都旅も4日目になりました。昨日は今回の旅行の名目だったタスクを無事に完了して一安心したところ。ミッションも完了しましたし、これまで観光で歩き回って足にも疲労がたまってます。さて、今日はどうしようかしら。

目次

大原へ

今日は日曜日ということもあり、いつもよりゆっくり目に8時すこし前に起きました。買い置きしておいたお菓子で軽くお腹を満たしつつ、PCを立ち上げ、テレビもつけてだらだらと日曜日の朝が過ぎてゆきます。

昨夜は黄桜酒造直営のお店で和食を頂きましたが、京都に来てから和系の食事はあまりとっていなかったと今更ながら感じました。けっこうラーメンなんかを挟んでいましたからね。京都の和食といえば京野菜を使った食事や漬物なども有名ですよね。漬物は定食にほんの少しついてきたりしていますが、しっかり食べたという感じではありませんでした。

数日前のこちらのテレビで洛北の野菜の特集をやっていて、すぐき漬けなどが取り上げられていました。また、京都の漬物の中でしば漬けも有名ですし、個人的にも好きなので、漬物を食べに出かけることにしました。目的地は大原。三千院くらいしか思い当たりませんでしたが、しば漬けの発祥地なんだとか。取り敢えずお昼を食べに大原に行くことにしました。

大原へは京都駅から直通のバスが出ていますが、私はいつもの通り地下鉄・バス1日フリーきっぷを使って行くことにしました。これなら大原行の京都バスにも使えるので便利です。地下鉄烏丸線の北の終点である国際展示場駅で下車して、そこから大原行のバスに乗り換えです。 国際展示場駅からは30分に1本程度バスが出ていて、20分ほどで大原に到着します。

大原ってかなり遠いイメージが有りましたが、京都駅から1時間程度で行けてしまうんですね。車があればドライブがてら寄るのもいいかも知れません。車がないとどこかのついでに寄るにはやはり行きにくい場所なので、行こうと思ったときに行くのが吉ですね。

大原に向かう途中には「八瀬」という地域を通ります。「八瀬童子」という歴代天皇のひつぎを担いだことで知られる人々が暮らした一帯ですね。バスは高野川という川沿いの道を上流の方に上っていきます。大原に入ると畑が広がるのどかな風景に変わります。

寂光院・三千院

さっそく寂光院に向かって歩きます。バス停から約15分くらいというほどほどの距離ですが、徐々にのぼる感じです。寂光院は平清盛の娘建礼門院徳子が壇ノ浦の合戦のあとに出家して隠れた寺院だそうです。本殿は残念ながら平成17年に消失してしまい、現在のものは再建された本殿とのことです。境内には「諸行無常の鐘」があって、まさに世の無常を体現しているような寺院ですね。境内の敷地もコンパクトで、まさにひっそりと身を隠すのにふさわしい場所といった風情です。

寂光院の次は三千院です。三千院はバス停を間にはさんで寂光院の反対側にあります。三千院への道も上り坂になっていて、両方行くとちょっとしたハイキングになりますね。三千院への道ぞいには漬物の売店や食事処が軒をつらねていて、昼食の算段を考えながら、三千院へと向かいました。

三千院の境内はひとまわり30分くらいかかるでしょうか。聚碧園(しゅうへきえん)という見事な庭園をとり囲むように建物が並びます。庭園の地面には苔が生えていて冬でも緑色のじゅうたんのようです。庭園を見ながら抹茶をいただくことも出来るので、雰囲気を味わいたい人にはおすすめです。

お漬物

三千院を堪能して、いよいよお昼です。上ってくるときにひと通りお店はチェックしたのですが、これ!というお店がなく、再度吟味することに。もともとのイメージとしては漬物のバイキングに温かいご飯とお味噌汁みたいなシンプルなメニューを期待していました。ところが漬物はあくまでも添えもの的なメニューが多く、その路線は断念しました。

漬物でなくても野菜の産地でもあるので、地元京野菜をメインにした志野松門という食事処でのランチとなりました。本当に野菜メインのランチで見ているだけで身体が整いそうな気がしてきます。菜花のおひたし、煮しいたけ、煮大根、どれも美味しかったです。こちらのお店、席数は多くありませんが、席からはこぢんまりときれいなお庭が見られますので、ハイシーズンをずらしてのんびりと食事と景色を楽しむのも良いかもしれません。

イノダコーヒ

ランチを終えて、2時頃となっていました。これからまた別のスポットに行くこともできそうでしたが、今日はゆっくりすると決めていたので、そこは自重しました。とはいえ、このままホテルに戻るのもちょっと物足りません。だったら、ご当地のカフェや喫茶店でのんびりと日曜の午後を過ごそう、とひらめき、カフェなどの検索開始。

いろいろありましたが、映えるようなカフェは忙しそうな感じがしたので、京都市民に支持される地元の喫茶店チェーンのイノダコーヒに決まりました。この喫茶店は京都に到着した日の朝、京都駅のお店をのぞいて、座席が広そうで好印象を持ったのですが、あいにく開店前だったので星乃珈琲店に落ち着いたという因縁がありました。市内には複数店舗があり、今日は四条の大丸地下にある四条支店です。

今日も結局それなりに歩いてしまいまして、小腹も減っていたので、コーヒーにケーキもつけてしまいました。コーヒーは苦味が効いていて好きな味です。お客さんはまぁまぁいますが案の定混んでいるという程ではありません。このくらいの方が長居できそうなのでのんびりと過ごせます。事務的なメールをチェックしたり、ニュースを確認したり、ネットサーフをしたりと日曜日の午後をゆったりと過ごすことができました。

シメの551蓬莱

昨夜は夕食にありつくのに1時間以上あるき回るハメになりました。その反省から551蓬莱の豚まんを買ってホテルで食べることにしました。同じ大丸の地下に551のお店が出ているのもちょうど良いです。551の豚まんは4年前に京都を行き来しているときに駅に出ている売店にいつも行列ができているのを眺めていたので、いつか食べたいと思っていました。とうとうその日がやって来たわけです!

豚まんと餃子とシュウマイがセットになった千円ほどのものがあったので、それを買ってホテルへの家路を急ぎました。4年越しということもあり豚まんも餃子も美味しかったです。旅先では宿泊先の食事がなければ外食をすることがほとんどでしたが、外で好きなものを買ってきてホテルの部屋で食べるというのも悪くないですね。いまはテイクアウトに対応しているお店も増えていますから、お好みの食事をホテルで楽しむ機会も増えて良いのかも知れません。

一日一楽
大原は京都市街よりも時間がゆっくり流れているようなのどかな雰囲気が印象的でした。季節によって風景も変わりそうですし、ふたたび訪れてみたい場所がひとつ増えました!

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