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埼玉武蔵ヒートベアーズ!

前回の投稿で少し触れた埼玉武蔵ヒートベアーズ。調べていたらなんと11月6日にファン感謝デーを開催するとのこと。天気も良かったでちょっとのぞいてきました!

目次

埼玉武蔵ヒートベアーズって?  BCリーグ 、熊谷市、温泉道場

ベースボールチャレンジリーグ(BCリーグ)という全国に12球団あるプロ野球球団のひとつです。BCリーグは現在東、中、西の3地区に分かれ、それぞれ4チームで構成されておりヒートベアーズは東地区に所属します。
BCリーグに加盟したのは2014年でしてパンチ佐藤さんが宣伝部長についたとかで市内でもちょっと話題になったりました。熊谷市は割とスポーツが盛んな土地ですが、最近はラグビーワールドカップの会場になったくらいラグビータウンで名を売っていましたから、熊谷にプロ野球球団?というのが当時の正直な感想でした。
その後、地道に活動を続け、2020年から株式会社温泉道場が球団の運営を主導するようになりました。温泉道場さんは名前の通り温泉施設を県内各地で展開していているほか、宿泊施設やキャンプ場の事業再生支援なども手掛けているんですね。社長の山﨑さんは船井総研のご出身で、温浴施設のコンサルをされていたようです。ホリエモンチャンネルで対談されていましたが、物腰の柔らかそうな好青年ですね。

肝心の今季の成績はというと、なんと球団創設以来初めての地区優勝!なかなかやるじゃないですか!!


今季は元ヤクルトの由規投手や元楽天イーグルスのフェルナンド選手らを獲得し、年間を通じて東地区首位の座を一度も譲らずに優勝してしまいました。ポールトゥーフィニッシュというやつですね。すごいですねぇー。由規投手は地区最多の8勝ですか、来季も期待できそうですね。決勝ラウンドは惜しくも敗退してしまったようですが、コッカラっす!

ファン感に行ってきました フラワースタジアム、 Bgirls

こんなに活躍しているのにスルーしてしまうのはもったいないですよね。というわけで、ファン感謝デー(ファン感)に行ってきました。
ところがこのファン感、ファンクラブ会員限定なんですよね。事前にチームのHPを確認したのですが、一般にはあまり情報をオープンにしていないようで、Twitterとかいろいろ調べて会場と開始時間だけようやく突き止めました。あとはどうにかなるだろうという感じで現地にGOしました。

その会場が、鴻巣市にあるフラワースタジアムという所なんですが、どこ?って感じの場所でした。熱心なファンにはお馴染みの球場なのかも知れませんが、新参のファンにはなかなかわかりにくい場所でした。埼玉県民なら一度はお世話になる鴻巣の「免許センター」も真っ青になるくらい駅から離れたところです。

フラワースタジアム

大丈夫かなぁ?と少々不安になりながらの出発でしたが、無事に球場に着くとすでにホームラン競争の最中でMCとかもついていて雰囲気作りはなかなか頑張っている感じでした。

私は今は会員ではないので年会費3000円のレギュラー会員にその場で申し込めば会場に入れるのですが、それだけではつまらないと思っていたんですね。実は先のホリエモンチャンネルの会話の中で「楽天のマー君VIPチケット150万円」という話しを引き合いに、「地方球団だったら地方のVIPに少々高いチケットを買ってもらって特別ラウンジみたいなのを設けて社交の場として使ってもらえば良いんじゃね?」という堀江球団アドバイザーのアドバイスがありました。

その話しをそのまま実現したのか、ダイヤモンド(年会費50,000円)、ゴールド(30,000円)の会員を募集するという告知があって、せっかくなら地元の旦那衆になった気分でそっちの方の会員になろうかと。ところがその会員募集が11月7日(ファン感の翌日)からなので、困ってしまったわけです。
そういう事情を受付のスタッフさんに正直に話したところ、「イイっすよ」という軽い感じであっさりと中に入れてくれました。ダイヤモンド会員とかに申込まなければタダでファン感に参加されちゃうリスクもあるわけで、なかなかの神対応ですが、こういうおおらかなマインドが地域球団には生まれるんでしょうかね。

試合中はいろいろなレパートリーの応援ソングが流れ、太鼓や旗振りもにぎやか。
ウグイス嬢のコール&ベンチからの解説付きとなかなかぜいたくな演出です。

埼玉武蔵ヒートベアーズ

そして「Bgirls」!7人編成のチアチームで紅白戦前のパフォーマンスから始まり、試合中も終始元気なチアを披露してくれました。応援中は観客席に視線を向けて応援を促したりと堂に入った活躍ぶりでした。視線があってしまって思わずパチリ!

Bgirls Chie さん

すっかりひと仕事終えたような気分になり、雰囲気も味わえたので球場をあとにしました。おいっ!

地方プロスポーツの伸びしろ ホリエモンの知恵、ネット集客、地域につむぐドラマ

実はプロ野球を球場で生観戦するのは17年ぶりくらいです。最後の観戦はメジャリーグの2004年ア・リーグプレーオフ第5戦のボストンレッドソックス対NYヤンキース戦でした。日本のプロ野球にいたっては20年以上球場では見ていません。その他、スポーツ観戦、コンサート、フェスといったライブイベントにはほとんど行ったことがありません。それが今回わざわざ球場に足を運んだのはなぜだったのでしょうか?
山﨑球団CEOはホリエモンチャンネルの対談で、球場に来るのは「友だちに連れてこられたひと」とか「選手の知り合いとか家族」と話しており、確かにファン感に来ていた人々もそんな雰囲気でした。20人前後の所属選手のうち大半はプロ野球(NPB)を経験していない選手ですから、一般的な知名度はありません。選手の名前も知らず、何の縁も予備知識も持たずに純粋に試合だけを見に来るのはよほどの野球好きに限定されるように思います。
それでも由規投手のように知名度も実績もある選手を獲得し、試合に勝ち、チーム自体の注目度を向上させることにより、無関心だった人々を球場に呼び込むことは不可能ではないと思います。また、温泉道場さんが運営する「おふろcafé」には選手が1日店長としてお店に立つこともあるそうで、選手を地域の人々に知ってもらうような地道な仕掛けもしています。
ただ、それだけではNPB球団の1/100の予算しかないBC球団の認知度はなかなか向上しない気がします。ヒートベアーズとは縁遠かった私が球場に足を運んだのは、ホリエモンと山﨑球団CEOの対談のネット動画を観たのが大きな要因でした。ネット経由での発信を強化するのもファン層のすそ野を広げる大きな武器になると思います。

そうやって無名だった選手が地域の人々に知られるようになれば、「高校野球はプロ野球よりレベルは低いのにドラマが生まれる」とホリエモンが指摘していたように、BCリーグのチームとともに「地域にドラマが生まれる」日が来るかも知れません。ファン感なので真剣勝負は観れませんでしたが、MC、応援、Bgirlsのパフォーマンスは想像以上のクオリティでした。選手強化以外にもそういう応援団やチアチームをドラマの主人公にしてみても面白いかも知れませんね。
来季NPBではBIG BOSS新庄が大暴れする気満々ですから、BCリーグも負けずに頑張ってくださいね~!

一日一楽
休日なのでいつもより長めに運動しました。その後飲んだ冷やしたルイボスティーが格別に美味しかった!
身体は自分に必要なものを的確に見極めますね。

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