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豆苗(とうみょう)を育ててみた 栽培日記② 栽培と調理

今回は前回のつづきです。2回目の収穫を目指して10日間豆苗を栽培した経過をお伝えします。

目次

栽培編

はじめに栽培した10日間の記録からお伝えします。

1日目

1回目の収穫を終えた直後の写真です。

1日目

切り口のすぐ下のあたりに芽が生えていますが、これが2回目に生えてくる芽になるようです。2回目を収穫しようと思ったら、1回目のときにこの芽は残すほうが良いと思います。

2日目

あまり大きな変化はみられません。でも手前の芽のように1日で急激に育っているものもあります。庭の雑草をみていても感じますが、植物って急激に成長するポイントがあるんでしょうかね。

2日目

3日目

2日目とあまり大きな変化はありませんが、何となく下の方からじわじわ湧いてきている雰囲気を感じます。

3日目

4日目

ぱっと見は3日目とほぼ同じような感じですね。ただ、芽の密集の具合がだんだん高まっている感じです。

ちなみに水は1日1回足してやる感じです。1日経つとけっこう水がなくなっていますから、その分が成長に回されているのでしょうね。

4日目

6日目

5日目の写真を取り損ねていたことにあとから気付きました💦6日目の写真です。

2日経ったこともありますが、4日目からは明らかに成長していますね。一番手前の芽はもう収穫できそうなくらいの背丈になっています。

6日目

6日目午後の写真です。いわゆる「向日性」というやつですね。植物が太陽などの光の方を向いて成長する性質です。朝はこんな感じではなかったのですが、昼過ぎにはこんな風になっていました。

6日目午後

放っておくと倒れてしまいそうなので、午後は太陽に背を向けるように位置を変えてあげると、まぁまぁまっすぐに成長していきます。

太陽に向かってすくすくと成長している様子がはっきりわかって何だか可愛らしいですね。まぁでも食べちゃうんですが💦

7日目

6日目よりさらに成長が加速した感じですね。まだ食べごろではなさそうですが、2回目でもちゃんと育つことは確かなようです。

7日目

8日目

8日目ともなるとだいぶ豆苗らしくなってきました。説明書によると7日目頃から食べられる、とあったので、そろそろ収穫のタイミングを見計らって良い頃ですね。

いちおう料理のローテーションみたいなものがありまして、今日はちょっと収穫できそうにありません。

8日目

9日目

すっかり立派に育ちました。ここまでくるといつでも収穫できそうな感じですね。

9日目

一番成長している芽からは「つる」が生えはじめています。これを更に育てていくともはや別の植物になってしまうような気がしますので、そろそろ収穫したほうが良さそうです。

9日目午後

10日目

料理のローテーションの枠が空きましたので、本日いよいよ収穫です。

収穫前に「つる」を伸ばしていた芽を何本か味見してみました。味としては1回目と比べてもあまり遜色ない感じです。ややみずみずしさが足りないような感じではありますが、2回目でもこれだけ育てば十分育てる価値はあるように思います。

1回目を食べてから10日間で2回目が食べられることがわかったので、ひとまず「一軍入り」は確定でしょう。つぎは安定して食卓に登場できるような「ローテーション入り」できるかが問われます。

まぁこれは私がどう「料理」するか、つまり「監督」の手腕が問われます💦

10日目

調理編

さて、これからはお楽しみの調理編です。

豆苗は皆さん重宝しているようで、ウェブ上にもさまざまなレシピが載っています。サラダ、炒めもの、おひたし、味噌汁の具、などあらゆるものにお好みであわせられそうです。

最初に食べたときはそのまま和風ドレッシングをかけて食べたのですが、味いぜんに分量がやや多かったという反省がありました。ですので、今回はいろいろな料理方法や味付けを試してみようと思います。

一人分であれば、サラダにしろ何にしろ、1/3程度の分量があれば十分なような気がします。まぁもちろんお好みに応じてではありますが。

1/3ほどを収穫

豆苗のサラダ

まずはもっともお手軽にサラダから。1/3の豆苗とアボカド1/2でこれくらいの分量です。

私はサルサソースが好きなので、今回は味付けに使ってみました。

豆苗とアボカドのサルサソースかけ

彩りのバランスはまずまずで、味もまずまずでした。ただ、サルサソースが豆苗の味に負けてしまっている感じだったので、もう少しソースを足した方が良かったかも知れません。

あるいは、シーザードレッシングのような濃いめの味付けのドレッシングの方がより相性が良いかも知れません。

豆苗のベーコン巻き

紹介されていたレシピは豚バラ肉で巻くものでしたが、たまたまベーコンがあまっていたので、これを使いました。ベーコンに軽くコショウを振って豆苗を巻き、レンジで2分ほど加熱、ポン酢をかけて味付けしました。

豆苗のベーコン巻きポン酢かけ

ベーコンと豆苗とポン酢とそれぞれ味は立っていて、料理としては問題ないのですが、なんとなく全体的なまとまりが足りないような気がしました。やはりベーコンではなく豚バラ肉を使って、焼肉のタレをかけて、こってり目の味付けの方が、豆苗とのバランスが取れるのかも知れません。

豆苗の海鮮焼きそば

洋風、和風ときましたので、最後は塩味の中華風の料理にしてみました。

具材は冷凍のシーフードミックスにキャベツ1/8、豆苗1/3、にんじん少々、長ネギ少々。味付けは「海鮮スープの素」というのを使いました。

豆苗の海鮮焼きそば

海鮮スープの素だけでも十分美味しかったので、これだけでも十分ローテーションを張れそうです。

彩りもなかなかバランスが良さそうですね。にんじんは今まであまり料理に使ってませんでしたが、こうしてみると彩りにアクセントを加えるという役割もあるのだなぁと、にんじんを少し見直しました。

まとめ

豆苗の栽培と調理にチャレンジしてみましたが、「2回目」もちゃんと育つ、ということがわかりました。手間は1日1、2回の給水くらいで、味も1回目とほぼ遜色ない感じなので、それをめんどうに感じなければ是非やってみると良いと思います。

「食育」の一環としてお子さんに栽培を手伝ってもらうのも良いかも知れません。夏休みの絵日記の題材にはやや弱いかも知れませんが、植物が育つ様子を早送りで観察できる感覚が味わえて、なんとなく教育的効果もあるように感じました。

調理の方はひとそれぞれだと思いますので、お好みのアレンジを楽しめると思います。キッチンテーブルのスペースに余裕があれば、キッチンの上で育てて、料理の合間に豆苗をひとつまみしてみるのも楽しいかも知れません。

一日一楽
世の中には3回目の収穫にチャレンジされる方もいるようです。冬なので今のところ根元にカビが生える心配は無さそうです。怖いもの見たさの要素はありますが、せっかくなので私も3回目にチャレンジしてみようと思います。

次回はまた1週間後くらいでしょうか。今度こそ果たしてどうなることやら。

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