昨日は今年最後の大仕事の人間ドックに行ってきました。一日たった今日はダメージからも回復して快調そのものなんですが、クリスマスということで少々ゆるめな話題で書いてみたいと思います。
ドラフト会議
先日ちらっと「ドラフト会議」に参加した、と書きました。
何のことかといいますと、2022年度のBCリーグの武蔵ヒートベアーズのファンクラブ会員(ダイヤモンド会員)になりまして、その会員特典のひとつとして「選べる背番号付きユニフォーム」というのがありました。会員申し込みをしたときは、何のことか意味がよくわかっていませんでした。
そして「ドラフト会議」の数日前に以下のような告知メールが届いてなんとなく意味がわかってきました。
そう、つまり、ダイヤモンド会員の特権として好きな背番号を選ぶことができ、同じく特典であるオーセンティックユニフォームに付けられる、ということなのです。この手のファン向けの趣向に慣れている人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、「ファンクラブ」のたぐいに生まれてはじめて入った者にはすべてが新鮮なのです。
さて、背番号を選べといわれても、今年からはじめたにわかファンですので、何番が欲しいとかもともと希望があったわけではありません。メールに添付されていた背番号の一覧表を眺めながらどうしようか考えました。
野球のエースナンバーといえば、プロ野球であれば18番ですよね。それから2021年メジャーリーグで大活躍した大谷翔平選手の番号は17番です。どちらも既に選手がつけていますので、これらの背番号は選べません。55番はゴジラ松井のようなホームランバッターのイメージですが、これも選べません。
いろいろ考えて、1番を第1順位、ハズレの場合にはイチロー選手の51番にする方針に決めました。1番ももちろんエースナンバーですし、まぁ単純に気持ちの良い番号です。しかし、△印なので、選手がつけてしまうリスクも引き受けなければなりません。また、他にも1番を選ぶ会員もいそうな気もして、そうなるといろいろな意味で競争率が高い番号にも思われました。
まぁ「ドラフト会議」ですから、競合しないと面白くないですし、せっかくzoomで集まるのですから、むしろ「ドラフト会議」的な盛り上がりがあった方が良いんじゃないか、とお節介な考えもあり、1番で希望を送りました。
それにしても、監督の名前は知っていますが、他のファンの人のことはまったく知りませんし、ダイヤモンド会員になるような人は球団創設以来のコアなファンみたいな感じだったりして、自分だけ場違いな感じになってしまうと嫌だなという不安がありました。希望の番号だけ書いて済ますことも出来たのは、球団の方もそういう心理を組んでくれていたからなのかも知れません。
そんな不安はありましたが、「ダイヤモンド会員」をそんな悪いようには扱わないだろう、という希望的観測を採用してとにかくzoomの「ドラフト会議」に参加してみることにしました。
定刻にzoomに接続すると、およそ10名程度が参加していて、ファンとおぼしき人は私も含めて5、6名といった感じでした。20人とかいたらちょっと引きますが、10人程度でしたらよくあるzoom会議と変わりませんね。
そして、事前の指名により、1番と46番が競合しており、抽選になることがアナウンスされました。これで本当のドラフト会議らしくなってきましたね!抽選は角監督と片山ヘッドの名前の書いた封筒のどちらかを選ぶ形で行われ、背番号指名のメールの送信順が先の人に選択権が与えられました。1番は私のメール送信の方が遅かったらしく、選択権は別のファンの方に与えられ、片山ヘッドの封筒を選択されました。したがって、私のクジは角監督の封筒です。
開封の結果、みごと角監督の封筒に当たりクジが入っていたわけです。その写真がこちら。縁起が良いので、お願いして実物を送ってもらいました。角監督が気を利かせてひとこと書き添えてくれました。
こういう融通がきく対応を「ファンサービス」というんでしょうね。そもそもzoomですが、監督とヘッドコーチも参加してファンと交流してくれているわけですから、NPBだったらとんでもないことです。以前、球団の山﨑CEOがホリエモンとの対談で「BCリーグの予算はNPBの1/100」と話していましたが、ダイヤモンド会員の会費5万円で監督とヘッドコーチと交流できる機会が得られるというのは、まぁまぁ良い線いっている気がします。5万円の中にはユニフォーム代の他に温浴施設の利用券5枚、観戦チケット10回分なども含まれていますから、あまり利益は乗っていない価格設定だと思われます。
ちなみに楽天田中将大選手のVIPファンクラブは年会費180万円という逆の意味で破格の設定でしたが、わずか14分で完売してしまったとのことです。ダイヤモンド会員はまだ募集中のようですので、ご興味のある方はふるってご応募ください!
一日一楽
京都のおみやげを渡した郵便局の担当さんにあらためてお礼を言われてしまいました。いえいえ、こちらこそ1年間お世話になりましたので。喜んでもらえたらそれが何よりのクリスマスプレゼントです!